ウタウ学部 学部長
志村 糧一
声楽家/テノール
1976年山梨県南アルプス市出身。小学校1年から高校卒業までエレクトーンを学び基本的な音感とリズム感を身につける。高校卒業後は実家の家業を継ぐつもりだったが高校時代の恩師の強い勧めにより国立音楽大学声楽学科に進学。
音楽大学に進学したにも関わらずクラシック音楽に馴染めずミュージカルやスポーツばかりの4年間をすごし、卒業後はポップス歌手になるべく様々なオーディションを受けていた。しかしせっかく音大を卒業したのに自分に何も身についていたいことに焦りを感じ、二期会の研修所にてオペラの勉強を始めその魅力に気付く。
初めて行ったイタリアで受けたレッスンで本物の声を聞き、それまでの自分の発声について疑問を持ち始め一から勉強をし直す。
ザ・レジェンドとして活動を開始してからはメンバーの中心となってコーラスやステージなどをまとめる役割を持ち、持ち前の運動神経をいかしたパフォーマンスで聴衆を魅了する。
『第22回国民文化祭・とくしま2007』では作曲家の故、三木稔氏から「バク転のできるテノール」として直々にオファーを受けイベントのグラントフィナーレを飾る。
シブヤ音楽大学では、自身の経験をもとに初心者でも分かりやすいヴォイストレーニングや合唱指導などの講座の担当を予定している。